ゴールドジムベニスの筋肉レポート【LAフィットネス日記②】

横浜反町パーソナルジムBANANA FITNESSのバナナ伊藤です。

2023/10/16ロサンゼルスにあるゴールドジム発祥の1号店「ゴールドジムベニス」で筋トレをしてきました。

ボディビルの聖地と言われており、筋肉を愛するトレーニーにはたまらない伝説のジム。

今回、ゴールドジムベニスを実際に利用して、レポートのブログを書きました。ぜひ読んでください!

ゴールドジムとは?

ゴールドジムは、1965年ロサンゼルスベニス発祥のジムで、ボディビルダーの「ジョー・ゴールド」が創りました。

意外に知られていないエピソードですが、ゴールドジムの「ゴールド」は彼の名前から取ったものです。

アーノルドと深い関係

ゴールドジムが世界的に知名度を高めたキッカケは「アーノルド・シュワルツェネッガー」。※以下アーノルド。

彼が出演したボディビルダーのドキュメント映画「パンピング・アイアン」の撮影で使われて、世界へ広まりました。

ボディビルの聖地

アーノルドは、ミスター・オリンピア(ボディビル世界一の称号)を6連覇、合計7回も優勝した伝説のボディビル王者です。

ゴールドジムでアーノルドがトレーニングしているため、彼に憧れて彼を目指すボディビルダー達が集まりました。

ゴールドジムは、ボディビルダーがトレーニングする筋肉ジムとして定着して、「ボディビルの聖地」となりました。

ゴールドジムのロゴ

ジム入口にあるゴールドジムの定番「マッスルロゴ」と、もちろんパシャリと記念撮影。

このロゴは、田代さん(全日本ボディビル王者4連覇)にしか見えないのは自分だけでしょうか笑?

ビジターは1日50ドル!

ゴールドジムの受付カウンター。早速マッチョトレーナーが対応。必殺の翻訳機で、ビジター利用の手続き完了。

ビジター利用料は1日50ドル(当時約7,500円)。高いだと!?ここはディズニーランドみたいなものだからいいのだ笑!

パスポートを忘れずに!

ジムエリアゲート。手続きは住所と電話番号を記入。日本の電話番号は使えないから、ジムのアドレスを書けばOKと教えてくれます。

海外のジムを使う場合、パスポート提示が必須のジムは多いので絶対忘れずに!

スタジオはありません

ゴールドジムベニス店には、スタジオレッスンがありません。そもそもスタジオ自体がありませんでした。

スタジオ導入している店舗もあります。スタジオレッスンを受けたいと思っている方は、他の店舗に行きましょう。

無料の体組成計

レストコーナー近くには、無料の体組成計が置いてありました。日本だとお金を取るところが多い中、良心的ですね。

僕は、連日ハンバーガーとポテトとスプライト生活だったので、怖くて乗れませんでした笑。

筋肉の聖地に突入!

2階の更衣室前からの景色。見渡す限りもうマッチョだらけ笑。

長野でみた星空が綺麗で忘れられませんが、ゴールドジムベニス2階からみたマッチョも壮大で忘れられません笑。

伝説ゴールドダンベル!

ゴールドジムベニスの伝説ゴールドダンベル!なんと1つ約150kg!2つ合わせて約300kg!

まるで勇者を待つ「伝説の剣エクスカリバー」のように神々しく輝いております笑。

どれどれ。ワタクシが持ち上げてみせましょうか。ジャパニーズ侍魂を見せつけてやりますよ。

デットリフトの要領でやれば、ちょっとくらいは持ち上がることでしょう。

フン!あれ!?ビクともしないぞ。。。エクスカリバーを持ち上げることはできませんでした。

ダンベル300kg上がらず、血圧300mmHgにくらい上がっておしまいというオチ笑。

ジムエリアに突入!

ゴールドダンベルで、アイソメトリックしたので筋肉が温まりました。ぼちぼち散策しながら、トレーニングしていきます。

今まで色んなジムに行きましたが、圧倒的に敷地が広い!一体、家賃はいくらだ笑!?

筋トレ系マシンエリア。種類も数も数えきれないほど豊富。全部使ってみたいけど、絞らないと時間がキリがありません。

そして、マシンの台数に負けないくらいあちらこちらに筋肉ポスター笑。みなさん、ボディビルダーとして活躍された&現役の方ですね。

有酸素系マシンエリア。日本のジムだと、予約ボードに記入したり、使用時間に制限が設けられていることが多いのです。

しかし、ゴールドにはそのようなシステムが無い様子。やはり台数と種類が多いからかな。

フリーウエイト系エリア。ガチャン!と大きな音を立てたり、シャウトして大きな声を出すマッチョが多いのでは?と思っていました。

しかし、そのような方は全くいなかったです。全体的にマナーが素晴らしいし、トレーニングが上手いです。さすがフィットネス大国。

野外ジムエリア

ゴールドジムベニス名物といえば「野外ジムエリア」。野外で筋トレできるところは、日本ではなかなか見かけないですよね。

野外ジムを大きく分けると、マシン系とクロスフィット系の2つあります。

野外マシン系エリア

こちらは、アーノルド・シュワルツェネッガーがトレーニングしている姿をインスタでよくアップしている聖地です。

実際、現在も朝早く週3ペースくらいで来ることが多いらしい。くぅー!会いたかった!

マシンの状態は非常に良く、スムーズで使いやすいです。晴天率が高いロサンゼルスだから、野外ジムの設置が可能なんですよね。

ちなみに同じく野外ジムのマッスルビーチは、潮風のサビ影響で状態は悪かったです。ゴールドベニスも海が近いけど、目の前に位置してないからかな。

アメリカと日本のマシンの目立った違いは、お尻系マシンがアメリカの方が多いところ。

近年、日本でもお尻を鍛える方が増えているので、後10年後くらいで同じようなマシンが設置されるはず。

主なマシンのメーカーは、「サイベックス」「ライフフィットネス」「ニトロ」「ハンマーストレングス」。

日本のゴールドジムに置いてあるラインナップと、あまり変わらないですね。

特別感があったのは、米国カリフォルニア州サンディエゴ拠点のメーカーである「HOIST」のマシンです。

最近行ってないけど、日本のゴールドにもあるのかな?もしあったら勉強不足!ごめんなさい!

HOISTマシンを説明すると、例えばラットプルダウンの場合、バーを引くとチェア部分が勝手に前方スライドします。

スライドすることで、胸を張りやすく肩甲骨が寄りやすいポジション(胸椎の進展)に持っていってくれます。

名物の顔をはめるだけで「マッチョパネル」。マシンの正面にあるから、写真がマジで撮りずらい笑。

筋トレ中のマッチョにすんません言いながら、慌てて撮ったため、腕が出てしまったこと心残りです笑。

クロスフィット系エリア

ストロングマン系トレーニングの代表「タイヤ・フリップ」。大きい小さいサイズ2種類ありました。

小さいの余裕で、大きいのチャレンジしたらダメだった笑。重すぎて腰椎が丸まってしまいます。

クロスフィット系トレーニングの代表「バトルロープ」。遠慮なく床に叩きつけられるので嬉しいです。

整形外科に在籍していた若き頃、休憩中の筋トレでこれをやったら、下の階からうるさいと怒られた笑。

アメリカのチンニングバー位置は、どこに行っても高い!160cm台には、なかなか厳しい環境です笑。

ポジション作りも一苦労。とういかポジション作りで、体力を消耗してしまいます笑。

せっかくアメリカのゴールドに来たのだから、1種くらいはやってやろうじゃないの。

ここは派手に脚を左右にぶん回すエクササイズ ワイパー!!!ちなみにこのグリーンチンニングバーはドイツのメーカーらしい。

ゴールドロゴを作った人

ゴールドジムのマッスルロゴはボディビルダー、プロレスラー、俳優、作家と多彩な経歴を持つリック・ドラシンによって作成されました。

どうやらデットリフトをやっている田代さんがモデルではなかったようです笑。

破産申告をしたゴールド

アメリカのゴールドジムですが、実はコロナ影響による不況が原因で、2020年に破産申告をしています。

フィットネス業界の代表的なジムの1つなので、完全撤退&廃業せずホントに良かったです。

ゴールドジム2つの改革

コロナ後、ゴールドジムは2つの改革をしました。

1つ目は、玄関前の駐車場を潰して野外ジムエリアを拡張。

コロナ対策の延長線上、野外トレができるジムのブランディング強化を目的としているのでしょう。

2つ目はマシンの増加。

ボディビルの聖地と言われていますが、近年筋トレに特化or最新マシン導入ジムが増えた為、独壇場ではなくなってきています。

原点復帰とサービス向上を目的としていると感じます。

ショップ 20%割引!!!

ゴールドジム会員&ビジター利用者ともにショップにて、一部の商品が20%割引になる嬉しいサービスが受けられます。

ビジター利用者は、利用料の精算レシートを提示すれば適応してくれます。捨てちゃダメよ。

見ているだけでも楽しいショップ!ゴールドジムベニスは、ジムエリアだけでなくショップエリアも広い!

商品レパートリーが豊富!日本と比較すると、特にバック系の商品が多い印象です。

ポージングルーム

ポージング専用ルームがありました。ボディビルを含む競技コンテストは、「どうだ!」と仁王立ちで筋肉をアピールするだけでは勝てません。

ポージングも練習の積み重ねが大切。ここには夢と希望と筋肉が詰まっています。

Have Fun!!!

ゴールドジムベニス玄関にジョー・ゴールドのメッセージ「That’s the object of going to a gym,having fun.」。

英語はよくわかりませんが笑、Google翻訳様とバナナ伊藤の解釈では「楽しむことを目的にジムへ行ってください」。

このメッセージとても好きです。

BANANA FITNESSのコンセプト「フィットネスを趣味に。」と似ています。

何事も楽しいかどうか大切。筋トレ・運動・ボディメイクに限らず、仕事も対人も趣味も全部に当てはまると思います。

ジョー・ゴールドのメッセージ通り、筋トレを楽しめました!

ゴールドジムの存在がなければ、世界的にフィットネスの発展もここまではなかったと思います。

そんな聖地に来れて最高の思い出になりました!

加えて嬉しかったことは、アーノルドが使ったマシンで筋トレできたこと笑。

画像(上)とアーノルドInstagramを比較して貰うと、同じマシンを使っていることがわかります。ぜひ見てみてください笑。

追伸。今回ご紹介したゴールドジムベニスは、紛れもなく1号店ですが移転後の場所。移転前ジムは、老朽化によって今は使われていません。

移転前ジムの外観は、アーノルドのインスタ(上)で見れます。興味ある方はぜひ!!!

海外フィットネスの記事

海外のフィットネスに興味がある方は、「マッスルビーチベニス」「オーストラリアのフィットネス文化」について書いたブログもおすすめです。ぜひご参照ください。

⭐︎LAフィットネス日記
☆オーストラリアのフィットネス文化

  

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