【オーストラリアのフィットネス文化①】オーガニック大国のスーパーでみつけた星印

横浜反町パーソナルジムBANANA FITNESSのバナナ伊藤です。2023年2月にオーストラリアのゴールドコーストへ旅行してきました。

オーストラリアは、日本よりも筋肉を愛する文化(フィットネス参加率が日本の3〜4倍)で、日本よりも添加物やグルテンフリーなど健康にこだわる人が多いオーガニック大国。

パーソナルトレーナーとして、観光や遊びだけではなく、オージー達の筋肉・食事を含むフィットネス文化に触れたい!

そのような想いから、現地ジムに1週間会員になり、毎日スーパーやコンビニに突入して物色。結論として、日本にはないカルチャーを肌で感じて凄く楽しかったです!

自国にはない海外のフィットネス文化に興味ある方もいるだろうし、せっかくだからブログに残すことにしました。

今回は、オーストラリアのスーパー、コンビニの食品に必ず見かける健康レベルを評価する星印「Hearth Star Rating」について書きます。

Hearth Star Ratingとは?

オーストラリア滞在中、現地2大スーパーである「Coles」「Woolworths」へ毎日行きました。日本には無いものがたくさん!とても面白かったです!

その中で特に興味深かったのは、食品パッケージにたびたび目にする星印「ヘルス スター レーティング(Hearth Star Rating)」。

ヘルス スター レーティングは、食品の栄養価を星マーク5段階で評価しています。星は0.5刻み。最低0.5。最高5。星が多いほどヘルシーになります。

星の評価は飽和脂肪酸、ナトリウム(塩)、砂糖、カロリー、人工甘味料の量などトータルで判断しています。

オーストラリアは、オーガニックやグルテンフリーなどヘルシー嗜好が高い国ではありますが、実はその反面で肥満も多いのです。

肥満率は成人の3人に1人、子どもの4人に1人の割合。実際に現地の方をみると、日本よりマッチョ多いけど、ポッコリお腹の方も多かったです。

そこを危惧したオーストラリアとニュージーランドが力を合わせて、なるべく健康に良いものを買いましょうと国民の健康意識を促すために2014年からヘルス スター レーティングを導入しました。

どのようなものに星ついてる?

上の画像のスイーツは、美味そうだけどカラダに悪そうな見た目で星3。意外と高評価!?思ったより高評価なのはシュガーフリーだからでしょうね。

オーストラリア発祥の伝統菓子ラミントンは星2。キューブ型のスポンジ生地にチョコをコーティングし、ココナッツをまぶして作っています。

オーストラリアとはいえばティムタム。星0.5。意外にも星がついているw。そもそも0.5はやばい評価なのか?僕はティムタムのおかげで増量に成功ですw。

ティムタムと同じアーノッツ社のくまちゃんクッキーは星1.5。ティムタムよりはヘルシー。可愛くって美味しいのでお土産に買いましたw。アーノッツ製品は美味しいものばかりです。

ノンシュガーのスポーツドリンクは星3.5。Gアクティブという商品ですが、数種類あってどれも程よい甘さがありタイプです。日本でも販売して欲しいと心から思います。

星5の食品は?

星5がついている食品は、素焼きナッツ系、オートミール系、豆乳系、ミネラルウォーターって感じです。

星5を付与されるキーワードとして、不純な添加物を極力含まない・低GI・ノンシュガー・グリテンフリー・良質な脂質と感じます。

ちなみに、小さく頃によく飲んだおなじみミロも星4.5と高かったです。ミロは成長に関する栄養素が色々と添加されてますからね。

その他のヘルシー系食品

星はついてないけど、ヘルシー嗜好の面白いと思った食品をご紹介。こちらは低糖質のダイエットビール。ビール好きのお客さまに買ってきてあげたかったけど荷物がパンパンで断念。

ノンシュガーのミックスフルーツジュース。僕が飲んだものはコップ1杯250mlでなんと糖質1.3。しかもそれなりに美味しい。種類もありマンネリ化しにくい。ダイエットに便利ですね。

オーストラリアで生産されている発酵食品ベジマイト。「世界一まずいジャム」の称号がありw。トライしたかったのですが、ビビりまして食べませんでしたw。

ちなみに意外にもヘルシー定番のプロテイン系やヨーグルト系は、そもそも星の表示自体されていないことが多かったです。

星は表示の義務がないそうなので、大人な事情があるのかも?※例えば、表示するためには団体に莫大なお金を支払う必要があるとか。

オーガニック大国で感じたこと

今回、日本にはない星ランクのヘルス スター レーティングをピックアップしてご紹介しました。

最後にオーストラリアがオーガニック大国と呼ばれている理由について、もう少し触れていきます。

例えばスーパー、レストラン、カフェでは「グルテンフリー」「ノン&ロウシュガー」「ノンカフェイン」をハッキリわかりやすく表記している店が日本よりも多かったです。

こちらの写真は無農薬バナナ2本4ドル。なかなかのお値段です。日本では、オーガニックショップに行かないと見られない光景ですが、オーストラリアでは比較的どこのスーパーでも売っていました。

これはオーストラリア住人がそれだけ健康を意識しており、メニューや商品を選択する際に重要視をしている人が多い証でしょう。

また、ヴィーガンを対象とした商品やレストランが多いのも特徴です。オーストラリアの特徴というよりは、日本人が思っているよりも世界的にヴィーガンは多いのでしょう。

日本もヴィーガン対応の店は増えているものの、まだまだ少ないです。外国人ヴィーガンの方が日本に旅行したくとも、「食べられるものが少ない」と断念するケースも多いのでは。観光産業の観点から、もう少し身近に食べられると良いと思いました。

オーストラリア滞在中に、上記のようなことを色々と感じて考えながら過ごしていました。ネットの普及により、世界の情報が入手しやすくなっていますが、やはり生で見たり、現地の方から直接お話を聞いたり、実体験に勝るものはない!と断言できます。

オーガニック大国で売られている食品やオージー達の食文化や習慣など、ほんの一部だと思いますが触れることができて最高の経験になりました。次回は「オーストラリアのフィットネス文化②プロテイン」を書きます。

ブログに興味を持って読んでくださった方、ご愛読ありがとうございました!最後にオーストラリアで食べた店の中でNo.1ステーキ屋さんをご紹介して終わります。ブログのコンセプト関係ないけど美味しかったからw。

オーストラリア現地の人におすすめのステーキ屋を聞いたら、数名の方からステーキ専門店「Moo Moo」がでました。これは行かなきゃね!メニューが英語でさっぱりわからず天パったけどw、スタッフのお優しい対応で無事に注文!

メインにヒレ肉を注文。めっちゃ美味しいです!ちなみにこれ(写真)で1万くらいw。僕は遊ぶときお金に糸目をつけない主義だからいいのだ。人気のお店なので要予約。ゴールドコーストに行った際はぜひ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です